元国会議員秘書が見た、国会議員ってどんな人がなってるの? 何で世襲政治家ってお金持ちなの? シャア・アズナブルが理想の政治家だ②

 次にいるタイプが、国会議員秘書から、衆議院もしくは、参議院議員になるタイプになります。このタイプの議員は、数はあまり多くありませんが、鈴木宗男氏や、秋元司氏など、利権屋と言われるタイプが多いですね。いわゆる、「師匠」をマネする旧態依然とする「古い、昔」のタイプの政治家になります。

 他にも、議員の書生から、議員にまでなった方はいらっしゃいますが、(小沢一郎氏の秘書だった石川知裕元議員・北海道知事選挙にも立候補など)大成はしないイメージがあります。この方も、小沢氏のお金の関係で、ダークなイメージが付きまとう感じになっています。

 議員になった後の苦労が多い、秘書出身の国会議員ですが、一番出世しているのは、菅官房長官でしょうか。小此木彦三郎議員の書生上がりですが、唯一、歴史にその名を残せることができる国会議員なのではないでしょうか。

 「書生」という言葉も、日本にしかないのでは無いかと思いますが、政治家の書生って一体何なのでしょうか?芸術家や、芸能の分野なら理解出来るのですが、政治信条の弟子という概念自体が、私には理解できません。出処は人それぞれ違う訳ですが、その出処が違えば、理想とする社会・政治信条も違う訳で、その何かを、師匠から日常生活を通じて、学ぼうと思うこと自体が意味不明です。政治信条が、その師匠とする政治家の日常行動に現れるのでしょうか?見て取れるのでしょうか?

 平成の後期になってから、登場したのが、政党が公募するタイプの「杉村太蔵」タイプになります。

 杉村氏の証言によれば、小泉総理時代になりますが、比例区での公募議員候補になりますが、まずは、自由民主党のホームページで、立候補者の公募が行われており、派遣先のドイツ証券の清掃のアルバイトをしていた際に、社長か、スタッフに声をかけられて、PCで作業中に、この公募のホームページを閲覧し、応募をしたところ、論文試験に合格し、面接を3回経て、立候補者になったとのことでした。

 杉村氏については、比例区で当選した後、「料亭に行きたい」、「BMWが買える」などの、当時としては、騒がせた発言がありましたが、全くの一般人が思わぬ当選をしてしまった場合は、このような感じなのかもしれません。清掃のアルバイトが、いきなり、自民党衆議院議員になってしまったのですから、無理はありませんね。

 逆に、本当は、自民党から立候補したかったのに、野党から立候補をせざるを得なかった官僚出身の議員からしてみれば、うらやましくてしょうがなかったでしょうね。

 シャア・アズナブルみたいな人っていないんでしょうか?いれば、絶対に1票を投じるんですけど。